糖尿病予備軍のアナタに教える! ~今からでもできる予防法とは?~

若いのに糖尿病

お隣のお子さん、まだ中学生なのに糖尿病なんですって…こんな話を聞いたことありますか?中学生で糖尿病とはどれだけ糖分摂取をしてきたのだろうかと思われるかもしれません。
ですが、実を言うとアナタが想像している糖尿病と彼(彼女)の糖尿病は全く違うものかもしれません。

若いのに食生活の不摂生か…

そう思ったアナタ、実を言うと一口で糖尿病といっても、種類があるのです。皆さんがいわゆる「糖尿病」と呼んでいる生活習慣病の一種(主に中高年の方がなるもの)は「Ⅱ型糖尿病(NIDDM)」と呼ばれるもので、不摂生な生活や、高血圧や脂質異常症(高脂血症)の方がなりやすい疾患です。

体内で糖分を分解するインスリンという物質を作り出す力が衰えてしまう(場合によっては枯渇してしまう)事により、血中糖分が異常になってしまう病気で、インスリン生成が衰えるだけではなく、体内でのインスリンの危機が悪くなる(インスリン抵抗性)状態でもあります。
糖尿病治療薬(飲み薬)や非常に悪化している場合は、インスリンを自己注射して治療していきます。

若い人が発症する特徴を持つ糖尿病

対してお隣の彼(彼女)がかかっている糖尿病は、Ⅰ型糖尿病(IDDM)の可能性が高いです。これは若年性糖尿病とも呼び、20歳未満の青年がなりやすいものであり、全糖尿病の患者の1割以下です。
こちらはインスリン生成がほぼ枯渇あるいはできなくなっており、インスリンの自己注射をしなければ急激な高血糖状態となり、昏睡や酷い場合死にいたる事もあります。

残念ながら、糖尿病の飲み薬は全く効果がなく、インスリンを体内に補給するしか対処療法がありません。これは、生活習慣の不摂生が原因ではなく、自己免疫疾患が原因との説が一番有力でありますが、はっきりとした原因はよく分かっていません。

ただ、最近はⅡ型糖尿病の若年化が指摘されており、なんと10代の若年性糖尿病の患者さんはⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病が半々となっており、しかも徐々にⅡ型糖尿病がⅠ型糖尿病を圧倒しているような状態でもあります。

食の欧米化やファストフードの増加等、これらだけが原因とは言いませんが、子供のころに過剰な糖分を摂取できる環境がそろってしまっているのが現状なんですね。

糖尿病にも種類があるのがお分かり頂けましたでしょうか。どちらにしろ、もしアナタが発症してしまうような事があれば、早めに病院で受診する事をお勧めします。
なってもなかなか症状に表れない糖尿病は、悪化した時に強烈な障害を引き起こします。症状が出た時には手遅れかもしれない…なんて事にならないように、治療しましょうね。

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